研究テーマ

自励振動高分子/ゲル微粒子を用いた機能性表面(ナノコンベア)の構築

未架橋の自励振動高分子を用いることにより,新しいナノ振動子として,周期的運動リズムを生み出す種々の分子マシンや分子シャトル等への展開が期待されます。
また,サブミクロンサイズの自励振動ゲル微粒子を沈殿重合等で作成することにより,ナノオーダーでの膨潤収縮振動を起こすことが可能です。

これら自励振動型の高分子鎖やゲル微粒子を基板上にグラフト,あるいはアレイ化することにより,化学反応波の伝播と共に表面に添加した微粒子や細胞等を輸送するナノ搬送システム(ナノコンベア)など,新しい機能性表面を構築することができると考えられます。
実際,自励振動高分子を基板上に固定化することにより,高分子一本鎖の周期的な伸縮振動が AFM を用いて観察されています。
また,基板表面に固定化した単層ゲル微粒子アレイが作製されています。