Japanese/English
2010.03 慶應義塾大学大学院 薬学研究科 博士課程修了 博士(薬学)
2010.04 理化学研究所 前田バイオ工学研究室 基礎科学特別研究員
2012.03 東京大学大学院 工学系研究科マテリアル工学専攻 特任助教
2013.02 同専攻 助教
2015.10 同専攻 講師
2019.04 同専攻 准教授
2004.02-2010.03 東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 研究生
2012.04-2012.11 産休・育休 (1)
2019.02-2019.06 産休・育休 (2)
ハイドロゲルは生体組織と類似の弾性率、拡散性などの特性を持つことから、生体内環境を模倣する細胞/生体組織培養材料として有用である。ゲルを用いて細胞/生体組織を培養する際、細胞/生体組織とゲル材料が接する場所は、「ミクロで局所的な」高分子ネットワークと水が構成する界面である。私たちは、ゲルの表面/界面に関する材料工学を基軸として、ゲル材料をバイオ分野に展開することを目指している。現在は、これまで系統的かつ定量的な議論がなされてこなかった「ゲルの表面」を「作る」・「知る」研究に力を入れており、精密重合法を用いたゲル表面の改質や、新たな解析手法を用いたゲル表面の構造-物性相関解析を行っている。